器材のお手入れ
こんばんは、ゆうやです。
今日はレギュレーターとインスレーターホースのオーバーホールをしていました。
やはりダイビング器材は海中で使うと結構汚れるもので、分解してみると表に見えないところまで結構塩が回っていますね!
また一呼吸ごとに稼働するパーツなどは磨耗したり、潤滑が必要な部分に塗るグリスは乾いてしまっていたり、本来あるべき機能がかなり低下してしまっています。
こうした状態になって来るとそのうち器材トラブルが起きます。
トラブルとして多いのは、エアーの流れを適切に調節するパーツが磨耗してフリーフロー状態が止まらなくなってしまったり
普段の使用による振動や衝撃で本来の適切な流量調節機能やクリアランスがズレができてしまったり
冬期などは低温によるグリスの硬化でフリーフローしてしまったり
器材のトラブルが発覚するのは大抵器材セッティング時が多いですね!水中に入って突然器材が故障するようなことはあんまりありません。
せっかく楽しいダイビングに行ったのに器材トラブルでダイビングができなくなってしまってはとても残念です!
いつでも快適に使えるように自分の器材は普段からしっかり手入れをして、しっかりご自分で洗って、乾燥させて稼働部分をチェックして「手入れ」をしてあげましょう。
レギュレーターセットやBCDのインスレーターホースなどの機械系器材は見えない部分にトラブルが起きるので、ダイビング予定の前に心配になった時は、スクープにお持ちいただければスクーバタンクに接続し専用の圧力計器を使ってチェックすることもできます♩
また一年に一度は必ずオーバーホールをしましょう。
オーバホール作業はトラブルの有る無しに関わらず、全て最小単位の状態まで分解して特殊な方法で洗浄し乾燥して固着した塩や錆を落とします。そして稼働部分やゴム製のOリングには潤滑グリスを塗布してメーカー指定の交換パーツや磨耗しているパーツを交換し、綺麗に磨いて組み上げます。
そして最後に専用圧力計を使って正しく圧力調整をし、各部パーツのクリアランス調整、エアーリークなどのチェックをします。
洗浄後の写真です。綺麗になったでしょ♩
ダイビングは自然を相手にするスポーツですから、器材を含めたイレギュラーなトラブルが起きます。
一つづつトラブルの元を潰して行くことで、いつでも快適にストレスなくダイビングを楽しむことができるようになります。
器材を含めた色々なトラブルを回避できるようになって来ると、ストレスが減ってスキルアップに集中できたり、新たなステージのダイビングに挑戦できたりといいことだらけですよ!
ダイビング器材のトラブルは初心者上級者に関わらず、しっかりお手入れをすることと、準備の時に作動チェックをすることでとても簡単に防ぐことができますのでいつも手入れを怠らずベストな状態にキープするように心がけましょうね〜
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